ジャスミン

ジャスミン茶（茉莉花ハーブティー）の基礎知識

ジャスミン茶の原料となる花は マツリカ（学名 Jasminum sambac）。モクセイ科ソケイ属の常緑低木で、東南アジア原産。夕方に開花して甘く濃厚な香りを放つ白い花を乾燥させ、ハーブティーとして用います。
※緑茶などに香りを移した一般的な「ジャスミン茶」とは別に、ここでは花単体で淹れるノンカフェインのハーブティーを解説します。

主な成分と働き

代表的な効能

• リラックス・安眠 — 香り成分が自律神経を整えストレスを軽減
• 抗酸化・美容 — 活性酸素を抑え、肌の老化や炎症を防ぐ
• ダイエット補助 — 香りが脂肪燃焼を促し、ストレス過食を防ぐ
• 消化促進・口臭予防 — 食後に飲むと胃腸を整え、口内を爽やかに

自家製ジャスミン茶の作り方

1. 花の収穫と乾燥

1. 半開きの花を朝摘む
2. 重ならないよう広げ 日陰・通風で 2-3 日乾燥（直射日光NG）
3. パリパリになったら密閉瓶で冷暗保存（半年目安）

2. 抽出方法

ハチミツで甘みを加えたり、ミント・レモングラスとブレンドしても◎。

飲用目安

• 1 日 2-3 杯程度
• 就寝前のリラックスタイムや食後がおすすめ
• 妊娠・授乳中は 1 日 1-2 杯までに控え、体調に注意

副作用・注意点

まとめ

ジャスミン花だけのハーブティーは リナロール × 酢酸ベンジル の芳香でリラックス・安眠、美容サポートに最適。
乾燥花小さじ1 → 80-90℃ 3-5 分蒸らし を基本に、1 日 2-3 杯を目安に香りの癒しを楽しみましょう。